「時の行路」映画 製作・上映推進会議のブログ

このブログは、田島一さんの『時の行路』『続 時の行路』『争議生活者』(新日本出版社)原作の映画「時の行路」に関するブログです。映画「時の行路」ついに完成しました。スタッフ 企画・中西繁 音楽・池辺晋一郎 脚本・土屋保文・神山征二郎 監督・神山征二郎 2020年公開。全国で30万人動員目指して頑張りましょう!                          公式ホームページは、https://www.tokinokouro.kyoudo-eiga.co.jp

七生公会堂で「時の行路」の上映会!

日本共産党多摩市議会議員の上杉ただしさんの「週刊ニュース」に掲載された感想をここに掲載します。

 6月4日に日野市の七生公会堂で「時の行路」という映画が上映されました。この映画は、リーマンショックのさなかトラックやデイゼルエンジンなどの製造大手であるいすゞ自動車での非正規雇用の派遣や期間社員の1400人にものぼる大規模解雇をもとに作成された映画です。

 

 この映画は、時代背景は2008年ののリーマンショックですが、今現在もコロナ禍により多くの非正規や派遣社員が解雇されています。また、私自身が派遣労働者として働いていました。職場で親しくしていた人が解雇されたり、私自身も派遣切りにあったこともありました。このえいがの中で出てきた「私たちはモノではない」というセリフにとても共感し、他人事という映画ではありませんでした。

 現在問題となっている、貧困と格差拡大の最大の要因は、正規労働者と働く貧困層の増加にあります。日本では全労働者のの3人に1人以上が非正規労働者であり、また年収200万円未満の労働者が1000万人を超えているという統計も出ています。

 非正規労働者の待遇改善やワーキングプア問題の解決なくした我が国の貧困問題の根本的な解決はありません。1人でも多くの人たちにこの映画を見てもらいたいと思います。