12月22日(日)、伊豆の国市韮山文化センター映像ホールで、エキストラの方々やロケ地として「時の行路」撮影に協力していただいたみなさんをご招待しての完成披露試写会が開催されました。
開場1時から続々と人が集まり、予定は90~100名くらいでしたが、受付で記名して下さった方が141名、スタッフなども入れて160名、椅子は足らず、立ち見もあって会場はぎっしり。
地元スタッフで奮闘いただいた高橋千恵子さんの進行で、高橋千恵子さんの映画への思いと地元での沢山の協力をいただいた謝辞の後、神山監督、中西代表、主催者の藤野戸氏の挨拶。
中西代表は、連載小説「時の行路」の挿絵を担当したことから、小説を映画化しようと思った決意、映画制作協力くださった皆様への謝辞と、引き続き上映協力へのお願いの挨拶。
神山監督からは「風光明媚な静岡の地をロケ地とした思い。また、この日本での働く人たちの現状を学びなおして映画制作に当たったこと。この映画は日本のみならず世界の方々から共感を得ると確信している」といったご挨拶がありました。
自分がエキストラで出演した映像は?撮影現場のあの風景は?どんな映画に出来上がっているだろうかと関心が高い参加者の試写会、会場は熱気に包まれていました。
上映中は、涙をぬぐう姿が多くみられ、上映終了後、会場は大きな拍手に包まれました。
上映終了後、裁判官役でご出演下さった伊豆の国小野市長よりご挨拶がありました。
「法廷場面で、来年で取り壊しとなる旧韮山町庁舎を使っていただいて感謝しています。水道も電気も通っていない現場で、制作スタッフが簡易トイレを手配し、自家発電で電気を通し、きびきびと取り組む姿に感動しました。神山監督とは同じ大学での新藤兼人監督に学んだ兄妹弟子の関係で私も出演させていただきましたが、素晴らしい映画が出来ました。これから、この映画が一人でも多くの方に観てもらえるよう、伊豆の国市でも優秀な職員と取り組んでいきたいと思います。」と、力強い応援メッセージをいただきました。
静岡NHK記者が取材に見えて、会場内の映像を撮り、神山監督、観客へのインタビューなどがあり、午後6時45分からのニュースで放映されました。
“県東部でロケ”映画の試写会
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20191222/3030005267.html
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