シナリオ検討会を開催!(8月27日)
検討会の前に、「時の行路」の主人公--五戸さんに来ていただき
厳しい生活の実態などについて伺いました。手取り27万円のうち、
20万円は送金していた。生活保護を受けてからも、9万8千円の
うち、部屋代2万5千円、残り7万円のうち2万円は送金していた
そうです。
五戸さんからは、①オルグの大変さ ②人と人のつながりを
描いてほしいとの要望が出されました。そのあと、シナリオ検討会に
移り、参加者全員から要望・意見が出されました。参加できなかった
生熊さんからは、「家族愛 とりわけ洋介と夏美の関係を深めて
ほしい。そして、労働者・労働組合の場面を増やしてほしい」という
意見が寄せられました。。原作者の田島さんからは、5ページにわたって、
「文芸作品として、人間の物語を主軸にした構成を」と提案し、
「洋介と夏美の物語をもう少し色濃くつくられること」
「労働組合っていいもんだ、という場面づくりを」と具体的に
要望しています。
昨日の意見・要望を受けて、9月中旬までに土屋さんが第4稿を
仕上げることになります。「感動的なシナリオ」になるよう期待して
います。(田島さんの意見全文をご覧になりたい方は、お知らせ
ください。お送りします。)