「働き方改革」にノー ~雇用共同アクション 国会前行動~
~3月28日付け「しんぶん赤旗」6面記事より~
全労連や全労協など、幅広い労働組合でつくる雇用共同アクションは
26日、労働時間データねつ造や公文書を改ざんする安倍政権を批判し、
「働き方改革」一括法案の閣議決定断念を求めて、参院議員会館前で
行動しました。
参加者は、閣議決定が迫る法案の撤回を訴え、「自民党は労働者の声
を聞け」とコール。全労連の岩橋祐治副議長、全労協の金澤壽議長が、
「安倍内閣を一日も早く退陣に追い込み、『働き方改革』と安倍9条改憲
を必ず阻止しよう」と訴えました。
岩橋氏は「低賃金と長時間労働を改善する本物の働き方改革を実現しよう」
と強調。金澤氏は、裁量労働制の拡大ありきで議論を進めてきた政府を批判
し、法案の国会提出断念を訴えました。
伊藤圭一事務局長は、月初めに4日間休みにすれば、24日連続で働かせても
違法ではない高度プロフェッショナル制度を批判。JMITU(金属製造情報通信
労働組合)の三木陵一委員長は、春闘で大幅賃上げと労働法制改悪阻止、人間
らしく働ける職場の実現へ、たたかいを広げる決意を表明しました。
日本共産党の吉良よし子、山添拓両参院議員が連帯あいさつしました。