渋谷上映推進会議「五戸さんを囲んでの交流会」を開催!
映画「時の行路」渋谷上映推進会議は、映画「時の行路」の主人公のモデルとなった五戸さんを囲んでの交流会を東京土建渋谷支部会議室で開催しました。(1月30日)
当日、たまたま朝日新聞の取材を受けていたという神山監督にも参加していただきました。
五戸さんからは、生い立ちから、大手の靴の流通会社を皮切りに働いてきましたが、いずれの事業にも失敗し、いすゞ自動車の派遣労働者として、3つのラインを一人で受け持ち、1日3600個のギアを作るラインもやってきたと仕事のなかみや家族の状況も詳しく語ってくれました。
2008年年末に突然解雇され、翌年の1月に労働組合に入り、「メーデーで、2万5千人を前にして訴えたこと」「小山市役所に裁判をやるから生活保護をお願いに行き」全国で2番目の例になったこと。沖縄、鳥取、四国以外は全国各地のオルグに行ったそうです。北九州への片道の切符だけを持って、北九州、山口、広島、神戸、大阪と3人でオルグに廻り、それぞれの地域で支援を受けながら何とか帰ってこれた。」というような話もしていただきました。
五戸さんは、映画では「たまたま私が主人公として起用されていますが、いすゞ争議に関わったすべての人が主人公だと思っています。」と強調されていました。
交流会の参加者は、41名で「この映画を見てもらうことが、日本を変えていく力になる。9月に行う大和田さくらホールでの上映会を何としても成功させよう」と確認しました。