「派遣切り 団交の席着け」日産に要請・宣伝~畑野氏ら激励~
先日ブログに書いた「日産の不当労働行為認定!」の記事の具体化
の動きが、 しんぶん赤旗 3月3日号に出ていました。
JMITU(日本金属製造情報通信労働組合)と同神奈川地方本部、
同日産自動車関連支部は1日、日産自動車と日産車体の両社に対して
団体交渉を申し入れ、日産本社前で宣伝しました。
JMITU神奈川地本は、両社などで派遣・期間社員として働き2009年
に解雇された組合員5人について、両社が団交を拒否したり、団交に
応じても不誠実な対応をしたりしたため、県労働委員会に救済申し立て
をしていました。県労委は、3人の派遣先企業だった日産自動車を使用者
として認め、団体交渉に応じて誠実に対応するよう求める命令を下し
ました、(2月27日)
この日の申し入れで、日産自動車担当者は、元派遣社員の阿部恭さん
(55)らを同社内に入れ、申し入れ書を受領。「検討して返事をします」
と述べました。
宣伝で阿部さんは、約9年間も労働者の声を無視し、ずさんな対応を
続けてきた日産に対して県労委が明確な判断を下したと強調。「日産は
まともな企業であってほしい。労働者の声を真摯に受け止め、話し合いで
解決する英断を一刻も早く下すよう心から願っています」と訴えました。