「時の行路」映画 製作・上映推進会議のブログ

このブログは、田島一さんの小説『時の行路』映画製作・上映推進会議の事務局からの情報をお届けします。すべての労働者が人間としての誇りと希望の持てる働き方ができる社会をつくるために、一人ひとりがプロデューサーとして参加していただき、多くの人たちの力で映画化を実現させましょう。

「対談 現代の争議生活者を語る」より 2

山口 整理解雇事件について、最初にメデイアが関心を持った

のは提訴した時、それから判決時だけです。それ以外はほとんど

ありませんでした。ですからどういう流れで解雇があり、裁判に

なり、判決に至ったという報道はなく、原告が負け、会社が認め

られたのとの報道でした。そのあとの解雇の過程での不当労働

行為事件について、最高裁憲法違反と判断したことなどは、

ほとんど報道されませんでしたね。

 三面記事のところにちょっと出る程度でしたね。最近、一か月

ほど前に「毎日新聞」にJALを相手にマタハラ裁判で闘った

客室乗務員の女性がカラーで一面に出たのです。これはよく

毎日新聞」は頑張ったなと思ったら、その後に稲盛さんを

称賛するシリーズの記事が毎日のようにだされました。稲盛さんの

生い立ちからずっと書かれています。マハタラ裁判の記事は、先に

弁解がましくやったなと思って、見ていてちょと情けなくなりました。

田島 これでは山口さんのおっしゃる「会社の公器」そのものです。

メデイアは本来の役割をどう考えているんだと言いたいですね。

                          (続く)